妙隆寺について

妙隆寺について

〔沿革〕
大永(1521~28)年間の創立。開山日清。什師法縁。
第35世光正院日延代に三派合同により顕本法華宗より合同。
釈迦座像・水子供養塔・戦死戦災天災交通事故各種殉難大霊碑・宗祖身延入山700年記念碑がある。
現当38代目

宗派について

日蓮宗とは、仏教の宗派の1つです。鎌倉時代に日蓮聖人によって開かれました。さまざまな災害や戦乱で混沌としていた時代に、人々を救うために生まれた日蓮宗は、現在も多くの人々に信仰され続けています。

大地震や噴火などの災害が多発、飢餓や疫病も蔓延していた平安時代後期から鎌倉時代にかけて、仏教によって人々を救おうと様々な宗派が生まれることになります。日蓮宗はそのうちの1つです。日蓮は、お釈迦様が説いた「妙法蓮華経(法華経)」を重要視しています。
法華経は、身分や階級に関係なく万人が平等に成仏できるという教えです。日蓮聖人はそれが仏教思想の原点であり、何よりも重要視すべきものだと説きました。

そのため日蓮宗では「法華経に帰依します」という意味の「南無妙法蓮華経」を唱えることが重要な修行とされています。

本尊について

久遠の本師釈迦牟尼佛(くおんのほんししゃかむにぶつ)

日蓮宗はお釈迦さまの説かれた「法華経」をよりどころとする教団です。この「法華経」を身をもって読まれ布教をせられた日蓮大聖人を宗祖と仰いでおります。本宗の教義は法華経の魂をお題目に込められた宗祖の教えに導かれて、私たちが信行に励み、この教えを広めることによってやがて世界平和と人類の幸福、ひいては個人のしあわせにつながることを信じて行動する教えです。